マイクロファイバーとは
マイクロファイバーと言うのは日本語では「超極細糸」と呼ばれている化学繊維のことです。その細さは通常の糸やこれまでの化学繊維などとは比較にならないほどのもので直径は約3ミクロンですから、人間の頭髪の100分の1の細さと言うことになります。
あまりにも細いためわずか5グラムのマイクロファイバーでも1本につなげると地球から月までの距離に相当すると言われます。
マイクロファイバーはナノテクノロジーによる画期的な発明品の一つです。マイクロファイバーが発明され、一般の生活で使用されるようになるまで、すべての化学繊維は表面が滑らか、ツルツルで吸水性や拭き取り能力が低いため永遠に天然の繊維を越えることはできないとまで言われていました。
繊維の表面がツルツルとしていると「引っかかり」が無いため吸水性や保温性、肌触りなどの点で大きく品質が劣ってしまうのです。天然由来の原糸の場合、糸そのものが吸水性を持つためにソフトでマイルドな吸湿効果がありました。
しかしこうした一方で、化学繊維には天然繊維には無い優れた点があると言うのも旧来から指摘されてきていました。それは化学繊維の持つ抗菌性や耐久性などです。しかし繊維そのものの構造の未熟さゆえこれまでは化学繊維はあまり重要で繊細な目的の際には使用されなかったと言わざるを得ません。
こうした時にマイクロファイバーが開発されたのですから、化学繊維に対する評価や見方は根本的に変化することになりました。